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2024/08/07 09:31
今日は割と桑宮個人の内面的なお話です。
僕にとって絵は特別なものです。
絵を描いている時にしか出ない脳内成分があるんじゃ?と思うほど、絵を描いていると心が整理されたりスッキリしたりします。
しかし、この好き勝手にやってる絵というものを、社会の皆様に認めていただいて、お金まで払ってもらうということは並大抵のことじゃないなと感じています。
その中で身を立てていこうとするとやはり失敗というのはいつも付きまといます。
それは絵の中の技術的な部分であったり、絵の外側の届け方の部分や生活の出来事であったり、小さいものから大きいものまで色んな失敗があります。
失敗することは、毎度のこと悔しい気持ちや情けない気持ちとセットでやってくるわけですが、感情のブレだけでこの出来事を終わらせないようにしています。
なぜなら失敗には必ず原因があって、この原因の部分がものすごーい価値を秘めているからです。
このことに最近ようやく気づいてきました。
なので原因を突き止めてそれを改善していきます。
「ここはこうしたらいいんじゃないか?」という仮説を立ててそれに取り組む。
この仮説は正直あってようがまちがってようがどっちでもいいのです。
これを繰り返す内に、精度が上がっていって、たまーにヒットが出る、という実感があります。
じゃあ、そもそもなぜ諦めずに改善し続けるのかというと、
それは今までの悔しかった過去にけじめをつけたいからです。
これは人生の折々で突きつけられる、情けない自分の現状に対してのものです。
だから「よりよい自分になりたい」という欲求がものすごくあります。
承認欲求なのか生存欲求なのか、とにかくあの日の雑魚だった自分のままで終わりたくないのです。
「自分自身と、自分にとって大切な絵を放棄するわけにはいかない」という思いでもあります。
というわけで今日も失敗しながら絵を描いていきます。
今日もここまで読んで下さりありがとうございます!
桑宮亮