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2024/08/21 17:04

実写版ブルーピリオドの映画を観てきました。


主人公の八虎君が初めて作品を作った時、それを見た友達に「あーなんかわかるかも」と言われて伝わった嬉しさから涙を流すシーンがあるんですが、すごく共感しました。


そういう「絵を通したコミュニケーション」のお話です。



僕の中で絵を描く作業は、内側にあるキラキラした世界を引っ張り出して絵にする作業であります。


そこで、僕は普段YouTubeやTikTokを通して

「こんな世界を見つけたんですけれどもー」

「誰か来ませんかー?」

「そこにお連れしますヨー」


っていう作業をしています。


そうして少しずつ人が来てくれています。

これは八虎君ばりに嬉しいことで「絵を通してコミュニケーションできた」ってことは本当に涙が出るようなことなのです。


暗闇に向けてキャッチボールしているような感覚だったのが、やっと向こうからボールが返ってきた!というイメージです。


既にボールを受け取ってくれた皆さん本当にありがとう。



しかし、この世界のことをまだ全然描ききれていません。

もっともっと内側にあるキラキラした世界を外側に出したいと常々思っています。


そして、もっとたくさんの人をこの世界にお連れしてキラキラに触れて欲しいです。

それは「別に世の中を良くしたい」とか「社会を変えたい」とかそんな大仰なものではなく、

ただ伝えたいというか、一緒に感動して共有したいのです。


一緒に共有できるあなたを待っております。



桑宮亮